明治、大正、昭和   伊米ケ崎百科の10人
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  〇親子2代で綴った地域の歴史

 明治36年に生まれた
桑原福治氏は長男のため高等科に進学するのを諦め、懸命に働くも、大正12年に開講した八海自由大学に参加することで大きな刺激を受けることになる。

 その後、区長や村会議員を経ながら地域の歴史を調査・研究し、その成果を「伊米ヶ崎乃明治百年」上・下2巻にまとめ還暦を迎えた昭和48年から2年がかりで自費出版として刊行した。その表紙カバー挿絵は同郷の日展系染織作家、
上村勝人氏(後の大妻女子大学家政学部ライフデザイン学科教授)によるものである。

 
桑原福治氏の次男として生まれた桑原克司氏は、父の研究の枠をさらに広げ、地域の文化や歴史に留まらず、人物や民話など幅広い分野の調査・研究に精力的に取り組み、平成12年に「虫野のあゆみ」として刊行した。

 この、親子2代にわたる郷土史研究の成果は、地域の歴史・文化・生活など振り返る際には欠かせないものとなっており、まさに地域の財産と言えるものである。

 この度の伊米ヶ崎共和国の公式ホームページ開設にあたっても、両氏の研究成果が大きく反映されており感謝に堪えないものである。

 
 
   
 桑原 福治 氏   
 
「伊米ヶ崎乃明治百年」上・下2巻
 
   
日展系染織作家 上村 勝人 氏による表紙挿絵
 
   
    桑原 克司 氏    
 
「虫野のあゆみ」